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中身が見えないEA(.ex5)を信用していいのか

公開日: 2026-07-15読了目安: 約3分
⏱ 本記事は公開日時点の情報です。EAの実績数値(PF・DD・年率)は運用や再検証で変動するため、最新値は各EAページでご確認ください。 最新のEA実績を見る →

中身が見えないEAを信用していいのか

市販EAのほとんどは、コンパイル済みの.ex5(MT5)や.ex4(MT4)で配布されます。これはバイナリなので、中のロジックを読むことはできません。ナンピンをしているのか、隠れたマーチンがあるのか、どんな条件でエントリーするのか——ソースが非公開である限り、コードからは判断できないのです。

では、中身の見えないEAを、どうやって信用すればいいのでしょうか。

なぜソースは非公開が普通なのか

まず前提として、ソースを非公開にすること自体は、不正でも何でもありません。

  • EAのロジックは開発者の知的財産であり、公開すれば簡単にコピーされる
  • 販売する以上、中身を守るのは当然の経済合理性

だから、私たち自身もEAはコンパイル済みの.ex5で配布しています(無料版・MQL5 Market の有料版とも)。ソース非公開=怪しい、という単純な話ではありません。問題は、中身が読めない以上、コード以外の方法で信用を担保するしかないということです。

中身が読めないなら、検証で判断する

ソースを読めないなら、EAが「何をするか」ではなく、EAが「何をしたか」で判断します。つまり、外形的な検証データです。

  1. 実ティックバックテスト:モデルが実ティックか(実ティックの記事)。隠れた薄利ロジックは実ティックで露呈する
  2. 取引回数:500回以上あり、複数の相場を通過しているか(取引回数の記事)
  3. 有効ドローダウン:残高DDでなく有効DDで。ナンピン・グリッドは有効DDに正体が出る(DDの記事)
  4. 年別損益:1年集中でないか
  5. 第三者検証されたライブ実績:あれば補強材料(ライブ実績の記事)

中身が読めなくても、これらの外形データが揃っていれば、EAの正体はかなり見えます。逆に、これらを開示せず「中身は秘密です、でも儲かります」だけのEAは、信用の担保が何もありません。

ソースを読めないEAの振る舞いを確かめる

訂正(2026-10-11): 以前この記事では「当社の無料EAはソースを完全公開している」と書いていましたが、現在の無料版はコンパイル済みの .ex5 で配布しており、ソースは公開していません。訂正します。

ソースが読めなくても、振る舞いは確かめられます。

  • ストラテジーテスターの取引一覧を見る:全取引にストップロスが置かれているか、同方向のポジションが積み増されていないか(ナンピン・グリッド)、負けた後にロットが増えていないか(マーチン)は、取引一覧で確認できます
  • 公開データと照らし合わせる:当サイトは実ティック・取引回数・有効DD・年別損益を検証ページで公開しています。自分のテスターの結果がそれと大きく違わないかを見てください

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まとめ

  • 市販EAのほとんどは.ex5/.ex4で、中のロジックは読めない
  • ソース非公開は知的財産保護として正当(当社のEAも .ex5 で配布)
  • 中身が読めない以上、外形的な検証データ(実ティック・取引回数・有効DD・年別・ライブ実績)で判断する
  • 検証データを何も開示しないEAは、信用の担保がない
  • ソースが読めなくても、テスターの取引一覧と公開データで振る舞いは確かめられる

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