MT5チャートの基本設定 - EA稼働に必要な初期設定ガイド
目次
- MT5の基本設定(ツール → オプション)
- 「取引」タブの設定
- 「エキスパートアドバイザー」タブの設定(最重要)
- チャートへのEA装着前の確認
- 上部ツールバーの「自動売買」ボタン確認
- チャートの時間足設定
- チャートのカラー設定
- ダークテーマ(推奨)
- EAのパラメーター設定ウィンドウ
- 「共通」タブ
- 「入力」タブ
- 複数チャートの管理
- ウィンドウの整列
- テンプレートの保存
- よくあるトラブルと解決方法
- EAがエントリーしない
- 「Trade is not allowed」エラー
- チャートに表示されているのにスマイルマークがグレー
- まとめ:EA稼働前の設定チェックリスト
- FAQ
- Q: MT5とMT4の違いは何ですか?
- Q: チャートを閉じるとEAも止まりますか?
- Q: デモ口座と本番口座で同じMT5を使えますか?
- Q: EAのバックグラウンド実行はできますか?
MT5チャートの基本設定 - EA稼働に必要な初期設定ガイド
MT5をインストールしてEAを動かし始めるとき、見落としやすい設定がいくつかあります。特に「自動売買の許可」や「DLL使用の許可」は設定し忘れるとEAが動かない原因になります。この記事では、MT5の初期設定で必ず確認すべき項目をまとめます。
MT5の基本設定(ツール → オプション)
MT5を起動したら最初に「ツール → オプション(Ctrl+O)」を開いて以下を確認します。
「取引」タブの設定
| 設定項目 | 推奨値 | 理由 |
|---|---|---|
| ストップレベル | ブローカーのデフォルト | 変更不要 |
| スリッページ | 30〜50 | 急変時の拒否を防ぐ |
| レポート | Excelまたは自動 | 月次レポート管理に便利 |
「エキスパートアドバイザー」タブの設定(最重要)
このタブの設定を間違えるとEAが動きません。
| 設定項目 | 設定値 | 必須か |
|---|---|---|
| 自動売買を有効にする | チェックを入れる | ◎ 必須 |
| DLLの使用を許可する | チェックを入れる | △ EAによって必要 |
| 外部EAのインポートを許可 | チェックを入れる | △ |
| メールの送信を許可する | 任意 | 任意 |
「自動売買を有効にする」にチェックが入っていないとEAはエントリーしません。 これが最も多い「EAが動かない」トラブルの原因です。
チャートへのEA装着前の確認
上部ツールバーの「自動売買」ボタン確認
MT5の上部ツールバーに「自動売買」のボタンがあります。
ボタンが緑色(明るい)→ 自動売買ON(EAが動く状態)
ボタンがグレー色 → 自動売買OFF(EAが動かない)
オプションで「自動売買を有効にする」をONにしても、このボタンがOFFだとEAは動きません。両方確認してください。
チャートの時間足設定
EAごとに決められた時間足に装着する必要があります。
| EA名 | 装着する時間足 |
|---|---|
| GOLD EMA ATR EA | H1(1時間足) |
| GOLD Asia Range Break | H1 |
| GOLD BB Breakout | H1 |
| GOLD MTF Trend | H1(D1のデータは自動取得) |
| GOLD Breakout EA | D1(日足) |
| USDJPY Trend Pullback | H4(4時間足) |
| EURUSD EMA RSI EA | H1 |
| GBPUSD Scalp EA | M15(15分足) |
間違った時間足に装着するとEAが正しく動きません。 チャートの右クリック → 「プロパティ」で現在の時間足を確認してください。
チャートのカラー設定
EAの動作に直接影響はありませんが、長時間見やすい設定にしておくことが重要です。
ダークテーマ(推奨)
- チャート上で右クリック → 「プロパティ」
- 「カラー」タブ
- 背景色:黒または濃紺
- 前景色:白
- ローソク足:陽線=緑、陰線=赤
VPS上では画面輝度を下げておくと電力消費を抑えられます。
EAのパラメーター設定ウィンドウ
チャートにEAをドラッグしたときに表示されるウィンドウで設定を行います。
「共通」タブ
| 設定 | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| 自動売買を有効にする | ✓ON | これをONにしないと動かない |
| DLLの使用を許可する | ✓ON | EAによって必要 |
「入力」タブ
パラメーターを設定するタブです。最低限確認すべき項目:
- MagicNumber — 複数EAがある場合は各EAで異なる番号を設定
- UseFixedLot — false推奨(リスク%自動計算)
- RiskPercent — 0.5〜1.0推奨
- UseMarginCheck — true推奨
- MinMarginLevel — 200推奨
複数チャートの管理
複数EAを同時稼働させる場合、チャートが多くなります。管理しやすくするための設定:
ウィンドウの整列
MT5のメニュー → ウィンドウ → 「水平に並べる」または「タイル状に並べる」で複数チャートを一覧できます。
テンプレートの保存
設定完了したチャートを右クリック → 「テンプレート」→「テンプレートを保存」で設定を保存しておくと、新しいチャートに同じ設定を素早く適用できます。
よくあるトラブルと解決方法
EAがエントリーしない
確認手順:
- 自動売買ボタンがONか確認
- EA設定ウィンドウ内「自動売買を有効にする」がONか確認
- チャートの時間足が正しいか確認
- EAのパラメーター(AllowBuy/AllowSell等)がtrueになっているか確認
- Expertタブにエラーログがないか確認
「Trade is not allowed」エラー
ブローカーがEA取引を許可していない場合に出るエラーです。口座タイプを確認してください。XMTrading・ExnessはEA取引を許可しています。
チャートに表示されているのにスマイルマークがグレー
EAは装着されているが自動売買がOFFの状態です。上部ツールバーの自動売買ボタンをクリックしてONにしてください。
###「Cannot load DLL」エラー
EAがDLLを使用している場合にDLL許可がOFFになっていると発生します。ツール → オプション → エキスパートアドバイザー → 「DLLの使用を許可する」をONにしてMT5を再起動してください。
まとめ:EA稼働前の設定チェックリスト
- ツール → オプション → 自動売買タブで「自動売買を有効にする」ON
- ツール → オプション → 自動売買タブで「DLLの使用を許可する」ON
- 上部ツールバーの「自動売買」ボタンが緑色になっている
- 正しい時間足のチャートにEAを装着している
- EAのパラメーターウィンドウで「自動売買を有効にする」ON
- MagicNumberが他のEAと重複していない
- RiskPercentが適切な値(0.5〜1.0)に設定されている
- Expertタブにエラーがないことを確認
FAQ
Q: MT5とMT4の違いは何ですか?
MT5はMT4の後継版で、以下の点が異なります:①より多くの時間足に対応、②EAの処理速度が速い、③複数通貨での同時テスト可能、④MQL5言語で書かれたEAはMT4では動かない。当サイトのEAはすべてMT5専用です。
Q: チャートを閉じるとEAも止まりますか?
はい。MT5を終了するかチャートを閉じるとEAも停止します。24時間稼働させるにはVPS上でMT5を常時起動しておく必要があります。
Q: デモ口座と本番口座で同じMT5を使えますか?
はい。MT5は複数のプロファイルを切り替えて使えます。ただしデモと本番を同時に動かしたい場合は、MT5を2つインストール(Portable版を使用)するか、別のVPSで稼働させることを推奨します。
Q: EAのバックグラウンド実行はできますか?
MT5を最小化してもEAは動き続けます。ただしMT5を完全に終了するとEAも止まります。VPS上でMT5を常時起動させ、必要なときだけリモートデスクトップで接続して確認する運用が一般的です。
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