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MT5チャートの基本設定 - EA稼働に必要な初期設定ガイド

公開日: 2026-05-18読了目安: 約1分

MT5チャートの基本設定 - EA稼働に必要な初期設定ガイド

MT5をインストールしてEAを動かし始めるとき、見落としやすい設定がいくつかあります。特に「自動売買の許可」や「DLL使用の許可」は設定し忘れるとEAが動かない原因になります。この記事では、MT5の初期設定で必ず確認すべき項目をまとめます。

MT5の基本設定(ツール → オプション)

MT5を起動したら最初に「ツール → オプション(Ctrl+O)」を開いて以下を確認します。

「取引」タブの設定

設定項目推奨値理由
ストップレベルブローカーのデフォルト変更不要
スリッページ30〜50急変時の拒否を防ぐ
レポートExcelまたは自動月次レポート管理に便利

「エキスパートアドバイザー」タブの設定(最重要)

このタブの設定を間違えるとEAが動きません。

設定項目設定値必須か
自動売買を有効にするチェックを入れる◎ 必須
DLLの使用を許可するチェックを入れる△ EAによって必要
外部EAのインポートを許可チェックを入れる
メールの送信を許可する任意任意

「自動売買を有効にする」にチェックが入っていないとEAはエントリーしません。 これが最も多い「EAが動かない」トラブルの原因です。


チャートへのEA装着前の確認

上部ツールバーの「自動売買」ボタン確認

MT5の上部ツールバーに「自動売買」のボタンがあります。

ボタンが緑色(明るい)→ 自動売買ON(EAが動く状態)
ボタンがグレー色     → 自動売買OFF(EAが動かない)

オプションで「自動売買を有効にする」をONにしても、このボタンがOFFだとEAは動きません。両方確認してください。


チャートの時間足設定

EAごとに決められた時間足に装着する必要があります。

EA名装着する時間足
GOLD EMA ATR EAH1(1時間足)
GOLD Asia Range BreakH1
GOLD BB BreakoutH1
GOLD MTF TrendH1(D1のデータは自動取得)
GOLD Breakout EAD1(日足)
USDJPY Trend PullbackH4(4時間足)
EURUSD EMA RSI EAH1
GBPUSD Scalp EAM15(15分足)

間違った時間足に装着するとEAが正しく動きません。 チャートの右クリック → 「プロパティ」で現在の時間足を確認してください。


チャートのカラー設定

EAの動作に直接影響はありませんが、長時間見やすい設定にしておくことが重要です。

ダークテーマ(推奨)

  1. チャート上で右クリック → 「プロパティ」
  2. 「カラー」タブ
  3. 背景色:黒または濃紺
  4. 前景色:白
  5. ローソク足:陽線=緑、陰線=赤

VPS上では画面輝度を下げておくと電力消費を抑えられます。


EAのパラメーター設定ウィンドウ

チャートにEAをドラッグしたときに表示されるウィンドウで設定を行います。

「共通」タブ

設定説明
自動売買を有効にする✓ONこれをONにしないと動かない
DLLの使用を許可する✓ONEAによって必要

「入力」タブ

パラメーターを設定するタブです。最低限確認すべき項目:

  1. MagicNumber — 複数EAがある場合は各EAで異なる番号を設定
  2. UseFixedLot — false推奨(リスク%自動計算)
  3. RiskPercent — 0.5〜1.0推奨
  4. UseMarginCheck — true推奨
  5. MinMarginLevel — 200推奨

複数チャートの管理

複数EAを同時稼働させる場合、チャートが多くなります。管理しやすくするための設定:

ウィンドウの整列

MT5のメニュー → ウィンドウ → 「水平に並べる」または「タイル状に並べる」で複数チャートを一覧できます。

テンプレートの保存

設定完了したチャートを右クリック → 「テンプレート」→「テンプレートを保存」で設定を保存しておくと、新しいチャートに同じ設定を素早く適用できます。


よくあるトラブルと解決方法

EAがエントリーしない

確認手順:

  1. 自動売買ボタンがONか確認
  2. EA設定ウィンドウ内「自動売買を有効にする」がONか確認
  3. チャートの時間足が正しいか確認
  4. EAのパラメーター(AllowBuy/AllowSell等)がtrueになっているか確認
  5. Expertタブにエラーログがないか確認

「Trade is not allowed」エラー

ブローカーがEA取引を許可していない場合に出るエラーです。口座タイプを確認してください。XMTrading・ExnessはEA取引を許可しています。

チャートに表示されているのにスマイルマークがグレー

EAは装着されているが自動売買がOFFの状態です。上部ツールバーの自動売買ボタンをクリックしてONにしてください。

###「Cannot load DLL」エラー

EAがDLLを使用している場合にDLL許可がOFFになっていると発生します。ツール → オプション → エキスパートアドバイザー → 「DLLの使用を許可する」をONにしてMT5を再起動してください。


まとめ:EA稼働前の設定チェックリスト

  • ツール → オプション → 自動売買タブで「自動売買を有効にする」ON
  • ツール → オプション → 自動売買タブで「DLLの使用を許可する」ON
  • 上部ツールバーの「自動売買」ボタンが緑色になっている
  • 正しい時間足のチャートにEAを装着している
  • EAのパラメーターウィンドウで「自動売買を有効にする」ON
  • MagicNumberが他のEAと重複していない
  • RiskPercentが適切な値(0.5〜1.0)に設定されている
  • Expertタブにエラーがないことを確認

FAQ

Q: MT5とMT4の違いは何ですか?

MT5はMT4の後継版で、以下の点が異なります:①より多くの時間足に対応、②EAの処理速度が速い、③複数通貨での同時テスト可能、④MQL5言語で書かれたEAはMT4では動かない。当サイトのEAはすべてMT5専用です。

Q: チャートを閉じるとEAも止まりますか?

はい。MT5を終了するかチャートを閉じるとEAも停止します。24時間稼働させるにはVPS上でMT5を常時起動しておく必要があります。

Q: デモ口座と本番口座で同じMT5を使えますか?

はい。MT5は複数のプロファイルを切り替えて使えます。ただしデモと本番を同時に動かしたい場合は、MT5を2つインストール(Portable版を使用)するか、別のVPSで稼働させることを推奨します。

Q: EAのバックグラウンド実行はできますか?

MT5を最小化してもEAは動き続けます。ただしMT5を完全に終了するとEAも止まります。VPS上でMT5を常時起動させ、必要なときだけリモートデスクトップで接続して確認する運用が一般的です。

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